救急病院について思うこと

先日、電車に乗ってて気分が悪くなり救急車で救急病院に運ばれました。
その時に感じた救急病院での出来事を少し書きたいと思います。

・研修医と名乗るべきではない。
・救急病院で談笑はいらない。
・会計は素早く。
簡単にその時の時系列に添って書きます。






〈はじまり〉

その日は朝から体調が悪く、昼ご飯もろくに食べれませんでした。
16時頃から早退しようか迷ってたのですが、帰るほどひどくなく定時までなんとか仕事をしました。
さすがに業後のミーティングは欠席し早々に帰ることに。
乗り降りの激しい駅なので、いつも座ることができます。いつものように電車の席に座り帰路につきました。
15分ほど乗ってて、降りる駅も近づいてきたところで、胸が苦しくなり、座っていることもしんどくなりました。
本当に我慢できなくなってきたときに、電車の扉が開き駅のホームにベンチがあるのが見えました。
降りる駅の手前でしたが、横になりたいの一心で、飛び降りベンチで横になりました。

〈動けない〉

横になったとたん、胸の中央も痛くなり息苦しく手足はしびれ汗が吹き出してきました。
しばらくすると駅員さんが
「大丈夫ですか?いつからここにいますか?救急車呼びますか?」
と声をかけてくれました。
今回のようなことは初めてでしたが、さすがに救急車は・・と思い声を振り絞って「大丈夫です、しばらくこのまま」と言いましたが、多分顔色や汗のかきかたで救急車を呼んだのだと思います。

〈救急車〉

どれくらい時間が経ったのかわかりませんが、相変わらず息苦しく手足はしびれて動けません。
救急隊の方が来たらしく、「大丈夫ですか?以前にこういったことありましたか?」など話しかけてくれました。
この時、動けなくなって初めて目を開けることができ、救急車呼ばれたんだと思いました。
救急車に乗り、上着を脱がされ、身分証のようなもの、自宅の電話番号など聞かれました。
救急隊の方が嫁に電話し搬送する病院を伝えてくれていました。
そして、そのまま救急病院へ

〈緊急外来〉

救急病院につき緊急外来へストレッチャーのまま運ばれました。
だいぶ時間が経ったこともあり、胸の痛みはほぼなく息苦しさも収まってましたが、手足のしびれがまだありました。
胸の痛みと息苦しさから心臓疾患を疑われたらしく、これから採血、心電図、レントゲンと検査をされていきます。

【研修医と名乗るべきではない】

最初、右腕に針とか刺している感じはありましたが何をしているのかはわかりませんでした。
「確保できない?」
「うーん」
みたいな会話があった記憶があります。
病院内での連絡を携帯(PHS?)でしているようでちょこちょこ電話が鳴っています。
そこで医者のひとりが「研修医○○です」と電話に出たのです。
この時点で患者の立場からすると一気に不安になります。
患者の前で自分を研修医とアピールする事に何のメリットがあるのか?
研修医を英語にするとmedical internとgoogleさんは教えてくれましたが、例えば「mi(エムアイ)○○です」で良いのではないかと思うわけです。
実際、私は右腕ではできずに左腕に刺し直されました。
何カ所か血を採ったり点滴で注射針を刺されましたが、かなり痛かった時もありました。
研修医と知らなければ治療上仕方がなかったと思うところでも、そこに研修医がいて注射針を持っているとわかった時点で患者側としては
「研修医だから何回も刺し直された」
「研修医だから痛かった」
となるわけです。
病院内でのルールなのかもしれませんが、あえて患者の前で「研修医○○です」と名乗る必要はないと思いました。

救急病院で談笑はいらない】

たぶん研修医らしき方が右腕で採血している時だったと思います。ベッドの両サイドで私を挟んで何かをしています。
おそらく心電図とかの配線を取り回しているのだと思いますが、その時会話をしていて笑い声が聞こえます。
どんな会話をしていたのかは覚えていませんが、これって患者に対して失礼ではないかと思います。
もちろん、患者を落ち着かせるためとか、リラックスさせるために笑顔は効果的と思いますが、この場合は当てはまりません。
倒れて運ばれてきた患者を挟んで会話して笑っているのは有り得ないと思いました。

【会計は素早く】

色々な検査をして、かなりの時間が経ちました。
特に悪いところも見つからないとのことで、帰宅しても良いですよとなりました。
嫁と子どもたちが迎えに来ていましたので会計待ちとなりました。
この時点で21時40分頃。
会計が済んだのは22時45分頃。
1時間以上待たされてます。
体調は回復しましたが、早く帰って休みたいところです。
なんでこんなに時間がかかっているのかわかりませんが、待たせすぎではないでしょうか。
緊急外来は病院スタッフが少なく込み合っているというのもあるのかもしれませんが、患者側も緊急で来ているのですから、診察が終わった後も速やかに帰宅させるべく対応すべきだと思います。
私の勝手な考えなのかもしれませんが、診察は医師が患者を診ることだけでなく、来院してから帰るまでで、受付から会計まで病院全体として患者を診ることだと思います。
そのことを考えれば、改善すべきところはあると思いますし、改善すべきところが全くないということであれば人を増やすべきです。

〈あとがき〉

今回、救急車で運ばれたのですが、上記以外でも「あれっ?」と思うこともありました。
例えば、
家族が病院に着いても病状(意識があるのか?どういう状態なのか?)なども知らせず受付の番号だけ渡され待合室で長々と待たされたこと。
これは連絡は救急車の救急隊員が連絡をしてくれているが、どういう症状などは伝えず搬送先の病院名を伝え来られますか?ということしか伝えておらず、病院側は連絡したことを知らなくてただ家族が迎えに来たと思っていることから起きているのだと思います。

治療中に、一人の医師が研修医らしき医師の会話で
医師「それ誰の指示でやってるの?」
研修医らしき医師「○○先生です」
医師「なら、○○先生の責任で最後までやって」
この会話を聞くと、この医師は「私はそんな指示は出さないから、その先生の指示に従って最後まで責任もってやってください」という意味に聞こえます。

病院という職場はある意味、独特で閉鎖的なのかもしれません。
患者の立場から色々と感じるところはありました。
たまたま今回かかった救急病院がそうだっただけかもしれませんが、もし次に救急車で運ばれることがあるのであれば今回の病院ではなく他の病院に回してもらうようお願いしようと切に思いました。
このブログを少しでも多くの医療関係者に見ていただき、自分事ととらえて改善されることを願います。

B! LINE